学級経営・仕事術・映画、本の書評を中心にほぼ毎日を目標に綴っていきます。
私が好きな言葉に「己を知る」というものがある。
今の自分には何がたりないのか、どこが弱いのか、どこを磨けばいいのか。
私がサッカー選手として世界で結果を残すことができたのは、「自分にはサッカー選手としての才能がたいしてないから、誰よりも技を磨くしかない」と思えたからだった。さらにこう続く。
もしわたしが、己を見極めないままサッカーを続けていたらなば、サッカー人生は短命に終わっていたことであろう」と。
我を知らずして他を知るといふ理あるべからず。すれば己を知るを、物知れる人といふべし
徒然
これは、鎌倉時代末期から南北朝時代の歌人・随筆家である吉田兼好が書いたとされる日本を代表する随筆「徒然草」「の一節である。
自分を知らない者が、本当にものを知っている者が、他のことを知るわけがない。自分のことをよく知っている物が、本当にもの知っているという意味である。平たく言えば、自分を知らないさ人間が大成する道理はないということ。つまり、すべては、己を知ることからはじまる。
己を知れば、身に着けなければいけないことや自分を活かせる場所、または方法が見えてくる。自分にとっての正しい目標が定まれば、そこに向かって前進するのみである。
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