学級経営・仕事術・映画、本の書評を中心にほぼ毎日を目標に綴っていきます。
そろそろ九州地方や四国地方から『梅雨入り宣言』が届くころですね。今年はすでに九州は梅雨入りしていますが。
梅雨は、日本列島の北東にあらわれる『オホーツク海気団』と、南東にあらわれる『小笠原気団』のせめぎ合いによって生まれます。どちらの気団も湿り気は多いのが特徴です。
これから40日間ほどは、それぞれの気団が日本付近に居座ろうと、相撲を取るかのように押し合います。押し合う気団の間に形づくられるのが『梅雨前線』で、ふたつの気団に含まれる湿り気が雨となります。
梅雨入り時は互角の取り組みも、夏が近づくにつれて小笠原気団が優勢に。オホーツク海気団が負けを認めて北方へと上がれば、梅雨明けです。長雨を思うと気が滅入りますが、農作物にとっては恵みの雨。春と夏をつなぐ季節の架け橋、梅雨を楽しみましょう。
1972(昭和47)年6月5日に行われた『国連人間環境会議』を記念して制定。日本では6月を環境月間に定め、地球環境を守るイベントを各地で行います。
安くて美味しい大衆魚の代表であるイワシは、梅雨に入る頃には脂がのってくることから、この時季は『入梅(梅雨)イワシ』とも。その名前にかけて、梅肉や梅酢との組み合わせの乙なものですね。我が家は梅酒の準備真最中です。