大空に乾杯 1341/MAY.6

STORY

昔から今日に至るまで、女性の憧れの職業のひとつとして抜群の人気を誇るスチュワーデス。現在は客室乗務員=キャビン・アテンダントと呼ばれるようになったこの役柄に、ご存じの吉永小百合が扮して、その明るく爽やかな魅力を存分に発揮する明朗青春娯楽映画がこれ。片や金持ちの御曹司、他方は花をこよなく愛する貧乏学生と、彼女を取り巻く2人の好対照な男性を演じるのは平田大三郎と浜田光夫。監督は、「うず潮」の斎藤武市。

🟢感想

結論から言うと、なかなかよかった。😀

この頃の映画スターは年に何十本もの映画に出てたんで、映画の質も粗製濫造のイメージがあったが、観てみるとちゃんとした映画が多い感じがします。

また、この頃の映画(特に日活)って、まだ多くの日本人が明るい未来があると信じていた時代の空気がしっかりフィルムに定着されてて清々しい気分になりました。

また、当時の憧れだった女性の職業としてスチュワーデスだったのかな?

屈託のない吉永小百合の笑顔が妙にマッチしていましたね。

和泉雅子のセリフによると、この頃の女性の結婚年齢の平均は23歳だったらしい。
今は昔ですね。

愛の例えを、花に乗せて表現するところも、時代錯誤かもしれませんが、やっぱりいいですよね。洒落た感じがして。(終)

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